【初心者必見】分析フェチこそ株をやれ。
どんな人が株の投資に向いているか。気になる人も多いかと思います。
結論から申し上げますと、『企業分析や業界分析が好きな人』これに尽きると思います。企業の分析だけでなく、何か物事を深堀して自分なりの考えを纏めるのが得意、好きな方。。。
今すぐ株式投資を始めましょう。
逆に「すぐに儲けたい」「伝説のデイトレーダーになりたい」「株式投資の天才になりたい」という方は株式投資を始めるべきではないでしょう。
本日は、分析や物事を深く考察する方が株式投資に向いている理由を解説致します。
・情報を収集し、確認を行う
株式投資は美人投票である。この考え方は非常に重要です。要は美人コンテストをして、「あなたが誰が一番美人だと思うか」ではなく「みんなが美人だと思う人が誰か」が重要だとする考えです。
東京ディズニーランドを運営する株式会社オリエンタルランド(以下、オリエンタルランド)の株価推移を例に見ていきましょう。
yahoo financeでのチャートを引用
オリエンタルランドの2009年4月の株価は凡そ1,500円。そして、2019年7月現在では凡そ13,500円を推移しています。10年で凡そ9倍になっているわけです。
株価のターニングポイントは2012年後半と2018年にかけての二つです。
この二つの時期に何が起きたかというと
2012年:『アベノミクスによる円安』
2018年:『中国人向けビザ発行要件の緩和』となります。
大きな時流の流れがインバウンドの増加とアウトバウンド(日本人の海外旅行)の減少といった共通言語が形成され、株価が底堅くなります。
・情報を収集し、確認を行う
情報は自らで収集し、裏付けを取りましょう。公的なデータであることが望ましく、都度勉強をする必要があります。そうする事によって中国人向けのビザ要件緩和がもたらす影響力等を実感する事ができます。ちなみに、2018年のインバウンド観光客の4人に1人は中国人です(26%)。
また、買いに有効な情報は積極的に取りに行き、その情報が意味するところを理解しましょう。オリエンタルランドは優待チケットとしてディズニーランドの招待券がもらえる事等、個人投資家の比率が約3割と比較的多くなっていますが、この3割というのが、多いのか少ないのか、どうなのかというのを自分の中で咀嚼し、理解する必要があります。
結論
結局、株価は合理的です。短期的に売った、買ったを基準としていると個人投資家は最終的に損をします。なぜなら、短期的であれば機関投資家等は一時的に株価を恣意的に動かせる資金力があること、AI取引等瞬間的な取引を行うシステムを整えている為です。
株式投資に必勝はありませんが、勝率を高める方法はあり、それは地道に企業分析をする他ありません。株価は市場が下す、企業への通知簿であり企業を知る事が株価を判断する結果となります。